電圧増幅(OPアンプ)回路

OPアンプ素子
OPアンプは、高入力抵抗、低出力抵抗、高利得の直流電圧の増幅器です。センサーからの低いアナログ電圧を、AD変換可能な電圧(VCC)まで、増幅します。LM358は安価ですが、出力が電源電圧まででません。LM6482 は出力を電源電圧まで振ることができます(RailToRail特性と呼びます)。端子は358と6482では同じです。

バッファ回路
いわゆるバッファ回路で出力電圧は入力電圧で同じです。OPアンプを通すことで、入力インピーダンス(抵抗)が無限大、出力インピーダンス(抵抗)が0になります。接続による電気的条件の変化を0に抑えることができます。

交流電圧増幅
交流信号を増幅します。オペアンプの+端子は、電源の半分の電圧を設定し、この電圧が交流の0V電圧になります。

LM6482

電源電圧 3〜15V
負荷 600オームまで
入力オフセット 0.1mV
入力電流 4pA
CMRR 60db
出力電圧 電源電圧

他に、電源の接続が必要です。電源+:8ピン、GND:4ピン

直流電圧増幅
非反転型増幅回路です。増幅度は 
(1 + R3/R4) 、入力抵抗はOPアンプの入力抵抗になります。100倍程度の増幅が可能です。

高度なOPアンプ回路