応用OPアンプ回路

計装アンプ

 平衡出力のセンサの増幅回路としてよく利用されます。入力抵抗はOPアンプの抵抗となり平衡しています。利得は、(R3/R2)(1+2(R1/R4))となります。
INA128(@800円)はこの回路を組み込んだ計装アンプです

図ではLM358を利用していますが出力が電源電圧まで必要な場合、、LM6482に交換してください。

全波(双方向)整流回路です。差分回路で二つの整流回路を合成しています。

 ダイオードの順方向電圧をほぼ0にすることができます。ダイオードの向きを逆方向にすると、逆極性になります。

整流回路

 単一電源から、両側の電源を作成します。OPアンプは、GND端子が両側の電圧の中間になるよう動作し、トランジスタは電流増幅します。

低電流回路

両側電源

 vin の値で、RLに流れる電流を制御します。Rsを流れる電流をIsとすると
 Is = ( Rf /(Rs * R1)) * vi 
となります。Rf>>Rsならば、IsはRLを流れる電流に等しくなります。Rs=100、Rf=10k、R1=50k、程度に設定します。
 vinには電流が流れますから、低電圧電源が必要です。