Javaスクリプトとは
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Javaスクリプトの概要
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Javaスクリプトとは
Javaスクリプトは HTML 言語に埋め込む形で記述され、条件や操作に応じて動的にHTMLやCSSを生成/変更できるプログラムです。Javaスクリプトより
HTMLスクリプト といったかんじです。
たとえば、FORM で入力された内容から処理を行い結果を表示したり、画像のサイズを統一して表示したり、マウスで指示されたものの表示形式を変更するなどの処理が可能です。
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機能
基本的には、HTML で指定できる内容を追加、修正できます。FORM の表示する文字やチェック項目の設定、画像や表のサイズの変更、参照(リンク)の表示方法の変更など、HTMLやCSSで指定できるコンテンツの動的な修正が可能です。
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他の言語との差異
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CGIとの差異
CGI もJavaスクリプトもHTML記述を出力します。しかし、CGI はサーバー側で動作するのに対し、JavaスクリプトはIEなどのブラウザで動作します。したがって、Javaスクリプトが処理できるのは、表示用に取り込んだ html
自身に限定され、他のブラウザの情報を利用できません。したがって、掲示板などの情報を統合する処理はできません。
また、クッキーなどのデータ以外処理データを記録することはできません(ブラウザはローカルなファイルにアクセスすることはセキュリティの問題から禁止されています)。
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Java言語との差異
ネットワークを活用する共通言語を目的としたことは同じですが、機能や処理形態は全く異なります。ブラウザ上で動作する Java プログラムがアプレットですが、これも、ブラウザのウインドウの一部を利用する セキュリティを考慮した
Java プログラムであり、実行はJavaプログラムと同じく、JavaVM(仮想マシン)で実行されます。
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Javaスクリプトの課題・問題点
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ブラウザによる差異
最大の問題点は、ブラウザ(IE,FireFox)により、Javaスクリプトの解釈が異なることです。これは、MS社が独自表現を採用しているのが問題といわれますが、「MS社が牽引している」側面もあります。
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機能
処理対象がHTMLのオブジェクトの限定されます。ファイルやクッキーなどは処理できません。ただし、HTTPの通信機能を用いて、ページ全体を書き直すことなく一部を修正することができます。この機能を用いた対話型WebをAjaxと呼ぶことがあります。