HTMLの書法(文字、段落)

  1. 文字の表示


    1. 注釈

      < !--  --> で囲まれた文は注釈として無視され表示されません。途中で -- があると、注釈の終了となりますから、-- は必ず対にして指定してください。

    2. ヘッダ行:<Hn>

           <h2>題目</H2>
      のように、Hn タグではさみます。n=1,2,3,4 は小さいほど大きな文字で表示されます。スタイル設定で、色や大きさ字間などを設定可能です。

    3. 段落や行を改める

      htmlのBODY部の内容は、そのまま、表示されますが途中で行を変えても、ページの表示は変わりません。行を改めるには、行を変えたい所で、< BR>を指定します。少し、大きな段落を開けるには<P>を指定します。途中で文字の大きさを変更するには<H4>等を用いますが、そこで改行します。

    4. 文字の大きさ

      <FONT SIZE = 値>..< /FONT>で挟まれた文字のサイズが 値(1..7) の大きさになります。この指定は、行の途中でも有効です。値は7が最大で1が最小になります。

    5. 文字飾り

      < B>..< /B>で挟まれた文字がボールド(Bold:太い書体)になります。
      < I>..< /I>で挟まれた文字がイタリック(Italic:斜め書体)になります。

    6. 文字スタイル

       上付きや下付きの文字も指定できます。上付き文字は< sup>、下付き文字は< sub>を用います。
      <body>
       <h2>
       h<sub>2</sub>O< br>
       m<sup>3</sup>
       </h2>
      </body>



    7. 特殊文字

       < 、>、& 等、html のタグ区切りに利用されている記号はそのままでは表示されません。この場合、
          &lt;、&gt;、&amp; 
      の文字列を用います。

  2. 段落・文字そろえ


    1. 文字揃え

      ALIGNの指定で、文字揃えを指定できます。次は、右揃えの例です。
      <H1 ALIGN="right">...</H1>
      左は "left" 、中央は "center" です。

    2. 文章の空白、改行を有効にする:<PRE>

      ページの表示では、一つ以上の半角の空白や改行は無視されます。これは、ウインドウの幅に調節して表示するためです。文の空白や改行をそのまま表示するには <PRE>..</PRE> で文を囲みます。ただし、全角の空白は漢字として扱われますからそのまま表示されます。
       プログラムを表示するときは、このタグを利用します。

    3. 段落<P>、区切り線<HR>の表示

      <P>で段落の指定ができ、段落の間には空白があきます。また、<HR>(HR:Horizontal Rules)で、横線を引くことができます。
      <HR WIDTH= 値 SIZE=値>で WIDTH で指定した長さ、SIZE で指定した幅の水平線が引けます。WIDTH="30%" のように、ウインドウの幅に対する割合で指定することもできます。