ワイヤー制御

バンドブレーキ
車軸の外周にベルトを巻きつけ、これをレバーで引きつけて制動します。

ワイヤー制御
 ワイヤーを利用して力を伝達する機構を紹介します。主に自転車のブレーキ構造を中心に説明します。

ロープ
細い線を束ねて利用します。ケーブルは束ねただけで撚りはありません。事務機には0.5mm以下の細いものが利用されます。自転車の場合、1.5mm程度です。
鋼材はステンレス鋼が多い。

キャリパーブレーキ
右上のレバーを引き上げブレーキシューを押しつけます。制動力は低い。

レバー
レバーの始点はリーチ調整ねじで設定します。ロープの張りはロープアジャスタで調整します。

端末処理
いったんには、タイコと呼ばれる金具をつけ、これをシフター(ブレーキのハンドル部)に接続します。
 ブレーキはアンカーボルトと呼ばれる、ボルトで固定します。

アウター
ロープを中に入れて案内するケーシングです。自転車では5mm程度が利用されます。