パソコンの構成

  1. パソコンの構造


    1. 構成部品

      パソコンは、本体の箱、表示装置(ディスプレイ:テレビのような画面)、キーボード、マウス、などから構成されます。キーボード(鍵盤)とマウスは人が計算機に指示を伝える道具です。ディスプレイは、計算機が処理結果を表示する道具です。



    2. 本体

       本体の箱には、マザーボードと呼ばれる電子基板があり、プロセッサーと呼ばれる計算機の核、データを一時的に記録するメモリー、鍵盤やディスプレイをなどを接続する電子回路が詰まっています。(写真は ASUSのマザーボード、メルコのドライブ、増設メモリカード)。メモリの増設は比較的簡単にできます。

       電子基板        ハードディスク   メモリ
            

       箱は他に、インターネットなどに接続する機能、データを記録するハードディスク、CDやDVDなど、挿入可能な記憶媒体(メディア)を読み書きするCD(DVD)ドライブ、などから構成されます。
       また、音声信号を再生・記録する機能もあります。

    3. 接続端子

      最近多くの装置はUSBと呼ばれる汎用端子(コネクタ)で接続されるようになりました。windows98以後で利用可能です。キーボード、マウス、等を含め比較的遅い信号は、USB と呼ばれるコネクタで接続できます。マウスも光学式マウスにすると、掃除に必要がなくなります。
      USB端子はUSBハブで増設できます。ポータブルでなければ、電源付USB2.0対応のハブを選んでください。

      USBハブ      マウス
         

    4. LAN(ネットワーク)

       LANはインターネットに接続する窓口です。また、複数のパソコンがある場合、ハブとLANケーブルで相互に接続し、ファイルやプリンタなどを共有できます。無線で接続することも可能です。この場合、パソコン側にも無線LAN機能が必要です(カードで追加可能)。
       ルータ機能が内蔵されていると、インターネットも複数のパソコンで同時に利用できます。写真左は LAN用のハブ、右は無線LANルータ&ハブ。

        LAN ハブ         無線LANルータ
        

    5. 周辺機器

       本体に収容できない機能を外部におき、接続端子でパソコンと接続します。大きな装置では印刷機(プリンタ)、スピーカー等が標準的です。
      手のひらサイズの小型計算機、携帯電話、など、多くの装置がパソコンから見れば外部装置になります。これらは、専用のケーブルとソフトを入手すれば、パソコンと接続し、内容を編集することができます。

    6. 便利な一品

       USBメモリとかフラッシュメモリとも呼びます。パソコンに差込、ファイルをコピーできます。安いものでは1GB(1000MB)で1500円程度です。256MBや512MBのものもあります。


    7. ディジタル家電

       カメラ、ステレオ(CD)、ビデオ(DVD)、テレビ(キャプチャ)、ビデオデッキ、などはディジタル化され、パソコンと接続されるようになってきました。音や映像はハードディスクに保存できます。スピーカーなども、交換すれば、結構良い音がします。
       必要な曲やビデオの取り出しに手間がかからない他、保存する場所を取らない)こと、簡単にコピーができる、ネットワークで送ることができる、なども便利です。家の内部でネットワークを組めば、どこからでもデータを取り出すことができます。