撮影のヒント1

花の撮影
薄い花びらの場合、逆光は花びらを透過し柔らかいきれいな画像になります。

シャッター半押し
シャッターボタンは2段階になっています。少し押し込むと、露出やピント合わせをします。
この段階で、写り具合をカメラの画面で確認できます。そのまま、押し込むとシャッターが開き撮影します。

スペース
スペースの取り方も重要です。下の例は斜め横から撮ったもので左前方にスペースを空け、蕾でバランスを撮った例です。

流し撮り
背景を流して、動きを表現します。シャッター速度は1/60くらいにし、AEロックして待ち受け、
被写体がきたら、進行方向に追っかけながらシャッターを押しきります。この場合、手ぶれ補正は無効にします。

順光と逆光
 カメラ側から被写体に向かう光を順光、被写体からカメラに向かう光を逆光と呼びます。逆光は被写体を照明しないので、全体を測光すると、被写体が暗くなります。

雪景色(露光補正)
雪景色は雪で反射した光がカメラに入るため、被写体からの光が弱くなります。
(逆光状態)手動で露出を 1/3 くらい多くします。

二人の撮影
二人の人を撮影するとき、画像の中央部背景となり、ここにに露出やピントを合います。このため、背景がきれいに写り人がぼけます。
これを避けるには、どちらか一方の人にレンズを向けて、シャッターを半押ししてピントを合わせます。半押し(AEロック)のまま、レンズに二人を入れてシャッターを押せば、人にピントや露出が会います。

暗い場所
フラッシュが届くのは数mです。フラッシュがないと手ぶれが起こる場合、ISOの感度設定を800程度まで上げます。

自動顔認識、複数焦点
半押ししたとき、二人の顔に枠が出たり赤いマークが出る場合、カメラは二人の撮影を認識しています。このまま撮影してもかまいません。