自作マシンの意味


  1. 自作マシンとは
    自作マシンとは、ケースやメモリ・プロセッサ、CDROMやFDDなどのドライブを部品として購入し、それらを組み立て、さらに必要なOSやソフトを自分で組み込んだパソコンです。

  2. ブランド品との違い
    現在、名前の通ったブランド品でも部品は専門メーカから調達しています。企業で自作している部品は、ケースやマザーボード等少数です。

  3. 費用
    自作をすれば、安く仕上がるわけではありません。普通の方法で部品を買い揃えると、ブランド品と同程度にはなりますが、ノンブランドのマシンより高くなります(部品の購入ルートの違いが出ます)。安い部品を購入するには、相当の経験とリスク(危険)があります。

  4. 自作の利点
    必要な部品を選定できますから、自分好みのマシンに調整できます。CPU,グラフィックカード、サウンド、ディスクなど、選択可能な項目は少なくありません。また、組み立て後の部品変更、異常時の修理なども、比較的容易です。プロセッサも当初価格は7万円でも、1年たつと2万円程度になります。新品の高速機を買っても、数年たてば遅いマシンになります。数万円程度のプロセッサを1-2年単位で更新するほうが、平均的にはコスト/パフォーマンスが高いでしょう。
     また、ソフトもOSのインストールから行えば、OSの変更や更新なども簡単にできます。

  5. 必要な工具
    ドライバ(ねじ回し)だけで、特殊な工具は不要です。場合によって、ペンチやピンセットがあると便利です。

  6. 経験者
    最初は身近な経験者に作業を助けてもらうとよいでしょう。いない場合は、部品購入店で話しやすい店員を見つけ、そこで購入すると良いでしょう。多少の金額より、良い店員のいる店を選ぶほうが、後の不安が少なくなります。

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