ファイルとプリンタの共有
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ネットワークで共有
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ネットを通して共有
複数のPCがネットワークで接続されているとき、特定のPCに接続されているフォルダやプリンタを別のPCで利用できるよう公開することができます。「公開」をしなかれば勝手に利用されることはありません。
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ファイルの共有
ファイルを公開する側で、フォルダを選択し、「共有」宣言をします。そのフォルダを利用する側では、エクスプローラのマイネットワークから共有したいフォルダをさがしアクセスします。利用の方法は、通常のふぁいると同じです。
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プリンタの共有
プリンタを接続している側で、プリンタを共有宣言します。利用する側では、プリンタを組み込みます。このとき、ネットワーク接続されたプリンタとして組み込みます。
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windowsのファイルを共有する
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ファイル共有の仕組み
ネットワークで接続されたPC間では、ファイルやプリンタを共有することができます。共有宣言されたファイルやフォルダは、ネットワークを利用して自分のディスクのように読み/書きが可能になります。windowsのファイル共有サービスを利用するには、共有サービスを組み込んでおく必要があります。
win2kの場合、ネットワークのプロパティから、ローカルエリア接続プロパティのウインドウを出し、インストールから共有サービスを組み込むことができます。
注:ファイル共有の手法はTCP/IPではない
ファイル共有には物理的にはイーサネットワーク(イーサ用のネットワークアダプタとケーブル)を利用しますが、ファイル共有の手法はインターネットで使用するTCP/IPではありません。
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ファイル共有の設定
ファイル共有が組込まれていると、ドライブやフォルダのプロパティから共有を設定することができます。また、winNTではアクセス許可、win95/98では「読み出しのみか・書き込み(削除)も許すか」等の設定をします。
ドライブのプロパティ
ファイル共有したドライブやフォルダには下のように、手が表示されます。
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共有PCを探す
ファイルを共有したいPCがエクスプローラで表示されない場合、マイネットワークを右クリックしてコンピュータの検索メニューを出します。相手のIPアドレスを指定して検索をします。検索できたら、そのアイコンをダブルクリックすると、共有しているドライブやファイル名が表示されます。このとき、現在ログインしているPCのアカウントが共有するPCに登録されていない場合、ログインが求められる場合があります。ログイン操作をしていない95/98からNT/2Kにはアクセスできません。
検索ウインドウ
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共有ファイルを利用する
ファイルやフォルダの利用法はローカルなファイルの利用方法と同じです。
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プリンタを共有する
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プリンタの共有
少し高度なプリンタは直接ネットワークに接続できますが、家庭用の多くのプリンタはUSB接続です。しかし、USB接続したPCがネットワークに接続されていれば、LANに接続した他のPCでプリンタの共有ができます。
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プリンタの共有宣言
まず、プリンタを接続したPCでプリンタの共有宣言をします。これは、コントロールパネル>プリンタ>接続したプリンタを右クリック>プロパティ から共有タブをクリックし、共有をチェックします。共有されたプリンタはファイルと同様、「手」にのります。
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プリンタの利用
予め、共有するプリンタと接続したPCは立ち上げて起きます。プリンタを利用するPCでは、コントロールパネル>プリンタ>「プリンタの追加」
を選択します。プリンタ追加ウイザードが出ます。
ネットワークをチェックします。「次へ」をクリックします。
ネットワーク上のPCが表示されます。PCをクリックすると、共有したいプリンタが表示されます。これをクリックします。
これで、プリンタが追加され、利用できます。利用するには、プリンタを接続したPCも立ち上げておく必要があります。