パソコンの組み立て
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PCの自作
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PCの組み立て
PCの部品を買い、自分で組み立てることはそれほど難しくはありません。自作しても特に価格は安くなりませんが、自分の好みの部分を集めることができる、故障したときに修理(部品を交換)できる、古くなった部品を交換できる、PCの構造が理解できる、などの利点があります。
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商店
PCの部品は少し大きなパソコンショップなら扱っています。Webでも多くの商店がありますから、基礎知識を得ておくと良いでしょう。最初の購入の場合、一つの店で揃え店員さんにチェックしてもらうと安全です。
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ハードの組み立て
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部品の選択
外観を重視すると、ケースの選択が最大のポイントでしょう。自作の場合ミドルタワー(写真左)が主流ですが、平型やキューブ型ケースもあります。最初は制約の少ない、ミドルタワー(画像左)が無難でしょう。電源付のケースが標準です。
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マザーボード
プロセッサをインテルにするかアセロンにするかで大別できます。インテルは有名ですが、アセロンの方が一般にはコスト/パフォーマンス に優れているともいわれます。ミドルケースなら ATX(通常) サイズのマザーを利用できます。
プロセッサ以外に チップセット、ディスプレイコントローラ などで、さまざまなマザーボードがあります。最初なら、人気・定評のある(新規でない)無難なボードを選びましょう。
プロセッサも多くの種類があります。最高速度のものは、非常に高価です。マザーボードでプロセッサ、メモリ、の種類が限定されます。一括購入する方が安全です。
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ドライブなど
ハードディスク、CD(DVD)は必需品です。FDD(フロッピードライブ)はなくても困らないでしょう。新型は少し高めです。1世代前の容量、速度のものが安定しています。キーボードやマウスはPS2/USB接続可能になタイプを選ぶほうがよいでしょう。
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組み立て
通常ドライバのみで組み立てできます。マザーボードに組み立ての説明があります。また、Web にも多くの記事がありますから参照してください。
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プログラムの組み込み
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OSの取得
中京大学の情報理工学部では MS社とAA(Academic Alliance)の契約をしています。学内のネットからOS(xp)やコンパイラ(.NET)は無償で取得できます。また、オフィスもメディア代のみで生協から入手できます。
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起動
OSを記録したCDをドライブに入れて起動すると、インストールの案内画面が出ます。まず、ハードディスクのフォーマット作業が必要です。区画(パーティション)のサイズを指定して、フォーマットを行います。これは、かなり時間がかかる作業です。
フォーマットが終了するとシステムの組み込み作業が始まります。
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BIOS
OSを組み込む前にシステムを起動すると、BIOSと呼ばれるプログラムが起動します。これは、マザーボードのフラッシュROMに記録されています。OS組み込み後は、起動時に
DEL キー(BIOSによりキーが異なります)を押すとBIOSが立ち上がります。
BIOSで、起動ドライブやキーボード(USB)の設定が必要な場合もあります。
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PCがある場合
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ケースをあける
すでにパソコンがある場合、ケースを開けて中を覗いてみましょう。ドライブやマザーボードを確認してください。比較的簡単な作業は、メモリやCD(DVD)の交換作業です。ハードディスクは増設は簡単ですが、システムの記録されたHDの交換はちょっと経験が要ります。
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ソフトの組み込み
特に無料で入手できるC言語(VisualC)やOfficeの組み込みを薦めます。インターネットに接続している場合、アンチウイルス系のソフトを組み込んでおきましょう。
また、高機能なフリーソフトも数多くあります。ネットで調べて、ダウンロードしてみましょう。ただし、フリーソフトの場合信用できるサイトからダウンロードしてください。