色の合成と変化

外界の信号の取り込み
 おかれた環境でシステムの役割は変化します。ここでは、外界の明るさを取り込み、その値で発光のパターンを変化させます。
 たとえば、明るいときは休止し、暗くなると一定時間発光をします。

揺らぎ
自然界の現象は一定でなく、必ず、揺らぎます。この揺らぎは数学関数では表現が困難です。ここでは、この「揺らぎ」を、数の「配列」として記録しておきます。これは、「揺らぎ」のデザインに相当します。このデザインされた揺らぎに、コンピュータが発生した「乱数」による揺らぎを加えます。
 

色モデル
 赤、青、緑、を混ぜ合わせる方法では、好みの色を作り出すのは容易ではありません。
下の画面は色を作り出す地図で、大きな枠の左右方向で色合い(E)、上下方向で鮮やかさ(S)、そして右の縦方向のバーで明るさ(L)、を指定し、色を作り出します。この合成法を ESL方式 あるいは HSV 方式 と呼びます。

メディア工学科
 回路のデザイン、プログラミング、色のモデル、デザイン、インタフェース、これらの要素を組み合わせて、システムが設計されます。
 「メディア工学」はこれらの各要素を総合的に学ぶことができます。

色合いの調整
 この色合い(EまたはH)の調整を回すことで抵抗が変化するデバイス(半固定抵抗)を利用してアナログ電圧として取り込みます。半固定抵抗の回転が人と機械の接点(インタフェース)になります。