マイクロローダ

マイクロローダの起動

 マイクロローダは、PC側のソフトで、*.hex ファイルを COM 端子を通して、PICに送信します。まず、メニューから microloader  を起動します。

マイクロローダ
マイクロローダは、PC用のプログラム送信機能とPIC用のプログラム受信・書き込み機能とを組み合わせた、Mecanique 社の製品です。
 マイクロローダを利用するには、PIC側にRS232Cのハードウエア(割り込み)による受信機能と、プログラムROM書き込み機能が必要です。16Fシリーズでは、16F 873A、16F88 などがこれらの条件を備えています。

プログラム起動
 PIC側でプログラムを実行中でも、「program」ボタンを押すと、PICにリセットがかかり、制御がブートローダに移ります。ブートローダはプログラムをRS232Cから受け取り、プログラムメモリに書き込み、その後実行を開始します。

HEXファイルのPIC書き込み
 FIleメニューの「open」でPICに送るプログラムファイル(.hex)を選択します。次に、マイクロローダーの 「program」 ボタンを押します。

「reset required 」 のメッセージが出る場合、PIC側が応答していません。回路をチェックしてください。「programming」のメッセージが現れたら、書き込みを行っています。また、「program」ボタンを押した直後に、RS232Cの受信回路のLEDの発光を確認してください。発光がない場合は、リセットが出来ていません。

接続回路
 マイクロローダでプログラムを書き込むため、予め「ブートローダ」のプログラムを書き込んだPCを利用する必要があります。
 PCとの接続にはRS基板を利用します。PICの送信信号(TX:17ピン)をRS基板のTxに、PICの受信端子(RX:18ピン)とRS基板のRxを、PICのリセット端子(CLR:1ピン)とRS基板のRを接続します。
 また、RS基板のVを電源5VにGを電源GNDに接続します。