色モデルとi/f

色合いの調整
 この色合い(EまたはH)を変化させるため可変抵抗を利用します。これは回すことで抵抗値が変化するデバイスです。この値をアナログ電圧として取り込みます。この回路は、先に紹介した明るさセンサーの場合と同じです。
可変抵抗の回転が人と機械の接点(インタフェース)になります。

色モデル
 赤、青、緑、を混ぜ合わせる方法では、好みの色を作り出すのは容易ではありません。
下の画面は色を作り出す地図で、大きな枠の左右方向で色合い(E)、上下方向で鮮やかさ(S)、そして右の縦方向のバーで明るさ(L)、を指定し、色を作り出します。この合成法を ESL方式 あるいは HSV 方式 と呼びます。

外界の信号の取り込み
 おかれた環境でシステムの役割は変化します。ここでは、明るさセンサーで外界の明るさを取り込み、その値で発光の周期を変化させます。
 

明るさの変化
 自然界の現象は一定でなく、必ず、揺らぎます。この揺らぎは数学的な関数では表現が困難です。ここでは、この「揺らぎ」を、数の「配列」として記録しておきます。揺らぎに、コンピュータが発生した「乱数」による揺らぎを加えます。
 

int const Glow[nump] = { 0, 4, 8, 13,17, 22, 26, 31, 35, 39, 44, 48, 53, 57, 61, 65, 70, 74, 78, 83, 87, 91, 95, 99, 103, 107, 111, 115, 119, 111, 107, 103, 99, 95, 91, 87, 83, 78, 74, 70, 65, 61, 57, 53, 48, 44, 39, 35, 31, 26, 22, 17, 13, 8, 4 };

デザイン
 回路のデザイン、プログラミング、色のモデル、デザイン、人と機械のインタフェース、これらの要素を組み合わせて、システムが設計されます。