窓関数

窓関数
周期信号の一周期を切り出すとき、時間帯が不適当だと、先頭と最後が不連続になり、異なるスペクトルが現れてしまいます。


以下の信号にハニング窓をかけた場合とかけない場合のパワースペクトルの対数表示で比較します。

ハニング窓なし
余分なスペクトルのため、1/100の信号がうもれてしまっています。横軸、2本目が0dbで、-10db単位の表示です。

ハニング窓付
余分なスペクトルが急激に減少するため、1/100 のスペクトルが確認できます。

ハニング窓
そこで、両端を0に押さえ込むため、次のようなハニング窓を元の信号系列にかけてから、変換をします。