タブ付ペインの利用
- タブ付ペイン
- タブ付ペイン
タブ付ペインは、数枚のパネルをタブで切り替えて利用できる部品です。初期設定など、同じ目的のパネルをまとめて定義するのに便利です。
- 設定法
JBuilderの場合、コンテナから TabbedPane を選択し、ウインドウに貼り付けます。次にパネルを作成し、これを、先に作成した TabbedPane にドラッグします。これで、TabbedPane にタブ(耳)ができます。2枚目以後のパネルは、「耳」にドラッグします。これで、パネルがタブ付ペインに追加されます。
各パネルは自由にレイアウトできます。
- プロジェクト
- タブ付ペイン
Swingのコンテナを開き、TabbedPane を選択し、ウインドウに貼り付けます。このときのサイズが、タブ付ペインのさいずになります。
次にコンテナからパネルを貼り付けます。プロパティのnameはプログラムで参照される名前ですで、constraintsがタブの名前になります。これを、タブ付ペインに貼り付けると、パネル選択用のタブ(耳)が出ます。2枚目以後のパネルは、この「耳」の部分にドラッグします。
- パネルの順番の変更
UIのツリー表示で、パネルを選択します。中央の移動用■を右にドラッグすると、順序を入れ替えることができます。
- 各パネルのデザイン
各パネルは、左下の階層型UIツリーから選択します。プロパティでlayoutをnullにすれば、パネルの自由な位置に部品を配置できます。
配置された部品は、独立したパネルとどうよう、直接、プログラムから参照できますし、ボタンのイベント処理をするメソッドもどうように定義できます。
- 例
ここでは、先頭のパネルで名前、次のパネルで住所、3枚目のパネルで男女別を設定します。1,2,枚目のパネルにはOKボタンを配置し、この処理で各入力をまとめて、下のテキストエリアに表示します。
- 実行
タブで切り替えて、名前、住所、性別設定を行います。OKボタンを押すと、結果をまとめてテキストエリアに表示します。