スライダで色を調整する
- 目的
GUI部品スライダを利用して、色を調整します。
- GUIの設定
- スライダの設定
スライダはScrollbarクラスを利用します。
Scrollbar scrollbar1 = new Scrollbar();
スクロールバーの背景色をしていします。
scrollbar1.setBackground(Color.red);
スクロールバーの本体の色を設定します。
scrollbar1.setForeground(Color.black);
スライダを右一杯にしたときの、最大値を指定します。
scrollbar1.setMaximum(265);
向きを指定します。1は縦方向に配置します。
scrollbar1.setOrientation(0);
スライダの初期値を設定します。
scrollbar1.setValue(128);
スライダのサイズと、スライダの値を変更したとき呼び出すメソッドを定義します。
scrollbar1.setBounds(new Rectangle(72, 47, 135, 15));
scrollbar1.addAdjustmentListener(new java.awt.event.AdjustmentListener()
{
public void adjustmentValueChanged(AdjustmentEvent e) {
scrollbar1_adjustmentValueChanged(e);}});
- ラベルの設定
ラベルは、文字表示専用の部品です。文字入力ができないだけで、他は文字入力部品と同じです。
- プログラム
- プログラム
スライダで設定された値を数値で表示し、カラー表示するのみです。
- 16進2桁表示
整数valの16進表示は
Integer.toHexString(val);
で可能ですが、値が16以下の場合1桁で表示されます。そこで、値が16以下の場合、文字 0 を前に付記します。String型の文字列の接続は + 演算で可能です。
ms=Integer.toHexString(val); if (val<16) ms="0"+ms;
- 実行
- ソースプログラム
ソースはここから参照できます