スライダで色を調整する


  1. 目的
    GUI部品スライダを利用して、色を調整します。

  2. GUIの設定
    1. スライダの設定
      スライダはScrollbarクラスを利用します。
       Scrollbar scrollbar1 = new Scrollbar();
      スクロールバーの背景色をしていします。
      scrollbar1.setBackground(Color.red);
      スクロールバーの本体の色を設定します。
       scrollbar1.setForeground(Color.black);
      スライダを右一杯にしたときの、最大値を指定します。
       scrollbar1.setMaximum(265);
      向きを指定します。1は縦方向に配置します。
       scrollbar1.setOrientation(0);
      スライダの初期値を設定します。
       scrollbar1.setValue(128);
      スライダのサイズと、スライダの値を変更したとき呼び出すメソッドを定義します。
       scrollbar1.setBounds(new Rectangle(72, 47, 135, 15));
       scrollbar1.addAdjustmentListener(new java.awt.event.AdjustmentListener() {
        public void adjustmentValueChanged(AdjustmentEvent e) {
        scrollbar1_adjustmentValueChanged(e);}});
    2. ラベルの設定
      ラベルは、文字表示専用の部品です。文字入力ができないだけで、他は文字入力部品と同じです。

  3. プログラム
    1. プログラム
      スライダで設定された値を数値で表示し、カラー表示するのみです。

    2. 16進2桁表示
      整数valの16進表示は
       Integer.toHexString(val);
      で可能ですが、値が16以下の場合1桁で表示されます。そこで、値が16以下の場合、文字 0 を前に付記します。String型の文字列の接続は + 演算で可能です。
        ms=Integer.toHexString(val); if (val<16) ms="0"+ms;
    3. 実行


    4. ソースプログラム
          ソースはここから参照できます