和暦・西暦変換


  1. 目的
    和暦（元号）から西暦に相互変換します。

  2. 手法

    1. 和暦＞西暦
      元号はリストボックスから選択する
      年を入力し、変換ボタンを押す

    2. 西暦＞和暦
      西暦を入力する
      変換ボタンを押す
      元号と年次を表示する

    3. リストボックス
      項目の追加は、Choiceクラスのadditemメソッドを利用します。
      　Choice choice1;
      　choice1.addItem("平成");
      選択されている項目は
      　choice1.getSelectedItem()
      で知ることができます。

  3. プロジェクト

    1. レイアウト
      layoutをnullにします。
      元号のリストボックスを配置する：choice1
      和暦の元号を表示するラベルを配置する：label1
      和暦の年を表示、入力するテキストフィールドを配置する：textfield1
      変換用のボタンを配置する：button1,button2
      西暦の年を表示、入力するテキストフィールドを配置する：textfield2



    2. プログラム
      1. 初期化：init()
        初期化関数に、メニューの項目を設定する以下を追加する。
        　　choice1.addItem("平成");
        　　choice1.addItem("昭和");
        　　choice1.addItem("大正");
        　　choice1.addItem("明治");

      2. 和暦＞西暦変換
        ボタン１のイベント処理関数として追加します。
        各元号毎の処理をしています

        1. void button1_actionPerformed(ActionEvent e) {
          //和暦＞西暦
          int nen;
          String str1,str2;
          if(choice1.getSelectedItem()=="昭和"){
          　　str1=textField1.getText();
          　　nen=1925 + Integer.parseInt(str1);
          　　str2=Integer.toString(nen);
          　　textField2.setText(str2);
          }
          if(choice1.getSelectedItem()=="平成"){
          　　str1=textField1.getText();
          　　nen=1988 + Integer.parseInt(str1);
          　　str2=Integer.toString(nen);
          　　textField2.setText(str2);
          }
          ................

      3. 西暦＞和暦
        ボタン２のイベント処理関数として追加する。
        各元号毎の処理をしています。

        1. void button2_actionPerformed(ActionEvent e) {
          int nen;
          nen=Integer.parseInt(textField2.getText());
          if (nen>1988) {
          　　nen=nen-1988;
          　　label1.setText("平成");
          　　textField1.setText(Integer.toString(nen));
          }
          else if (nen>1925) {
          　　nen=nen-1925;
          　　label1.setText("昭和");
          　　textField1.setText(Integer.toString(nen));
          }
          else if (nen>1911) {
          　　nen=nen-1911;
          　　label1.setText("大正");
          　　textField1.setText(Integer.toString(nen));
          }

  4. 実行

    次のアプレットで、左のリストボックスで和暦を選択し、年を入力し、右向きボタンを押します。左に西暦が表示されます。もた右で西暦を入力し、左向き矢印を押します。元号と年次が表示されます。




トップに戻る