手配線

配線
部品面から部品を差込、半田面で配線、半田付けします。下図のように、端子のない場所でも、基板に配線を半田付けすると故障の少ない基板が制作できます。

汎用基板
手配線で回路を制作するには、汎用の穴あき基板を利用します。ベタ穴の基板と、IC用のパタンが組み困れているもの、サイズもいろいろあります。

線材、熱収縮チューブ
コネクタなどの接続にはフラットケーブルを必要なだけ切り取り利用します。接続部には熱収縮チューブを被せ、半田ごてで熱して収縮させます。

絶縁対策になり、機械的強度も上がります。

コネクタ
基板間の接続には、ピンヘッダ(左)とピンソケットを利用することができます。両者とも、長いピンで販売され、必要なピン数で切断して利用できます。

線材
左が、表面が絶縁されたポリウレタン線、右が錫メッキ線です。ポリウレタン線は高温ではがれるため、絶縁を除去する作業が不要ですが、慣れが必要です。作業後、ルーペでチェックしてください。

部品配置
抵抗やコンデンサは部品の下に配線を通すことができるので、上手に利用すると配線しやすくなります。また、グランドの配線はループにならないよう注意してください(ループは雑音を拾う)。