抵抗

役割
抵抗は電圧Vをかけたとき、流れる電流 I を R * I = V に制限します。

抵抗の記号

カラーコード
抵抗の値はカラーコードで表示されます。左から、第1,2,コードで値、第3コードで桁を示します。

可変抵抗
左は可変抵抗器です。小型ドライバで回転させて抵抗の値を変えます。左右の端子間の抵抗値は固定で、中央の端子と左右の端子の間の抵抗が変化します。
 下図は基板組み込み用可変抵抗で、左はは中央の+部分を1回転します。、右は多回転型で、左のネジが回転します。下は、可変抵抗器の回路記号です。左右の端子と矢印の間の抵抗が変化します。

集合抵抗
抵抗の中には、複数の抵抗を一つのモジュールにまとめた集合抵抗があります。マークのある端子が共通端子です。

実際の抵抗
実際に利用できる抵抗の値は、2,2kとか6.8k など一見ヘンな値ですが、これは、対数軸で等間隔になるよう、設定されています。

系列 抵抗値
E3  1 2.2 4.7
E6  1 1.5 2.2 3.3 4.7 6.8
E12  1 1.2 1.5 1.8 2.2 2.7 3.3 3.9 4.7 5.6 6.8 8.2

電力:
電圧Vで電流Iが流れると、V*I の電気エネルギーになります。抵抗Rに電圧Vをかけると、V*V/R の電力が流れ、すべて熱になります。抵抗には利用できる最大電力が定まられています。手作りの場合 1/4W がよく利用されますが、少し小型の1/8W も利用されます。

この抵抗の値は 10*102 = 1000=1K オーム

黒:0、茶:1、赤:2、橙:3、黄:4、緑:5、青:6、紫:7、灰:8、白:9
(黒丸、チャイナ、席次、第三、岸、嬰(みどり)児、せいろく、至難、ハイヤー、白黒)