コイルは銅線を巻いたもので、主に磁界の発生に利用されます。
コイルの強さの度合いはインダクタンス(inductance)で表現されます。
単位はH(ヘンリー)です。
鉄心に電流を流すと磁界が発生します。
継電器(リレー)やモーターはこの磁力を
利用しています。
鉄心の周りに二つのコイルを巻きます。
一方のコイルに交流を流すと、
他方のコイルに電磁誘導で電流が流れます。
発生する電圧は巻き線の比で定まります。
これを応用したのがトランスです。
トランスは、共通の線を必要としません。
コイルと並列に接続すると、特定の周波数で
抵抗が0になり持続的な振動が可能になります。
コイルのインダクタンスをL、
コンデンサの容量をCとすると、共振周波数は
f= 1/ 2・π√LC
となります。