加速度センサー
KXM52 は3軸の加速度センサーです。秋月電子からこれをDIPに搭載したモジュールが販売されています。PSD端子 はHレベル、
利用法
PSD端子 はHレベル、SelfTestはLレベル、に接続します。4ピンは接続不要です。
6,7,8ピンに3軸方向の加速度(速度変化)に従う電圧が出力されます。電源電圧の半分が、加速度の値に従い出力電圧が出ます。
加速度0でのとき、電源電圧の半分の電圧を出力します。
重力による傾き検出
上方向がZで重力の加速度も検知しますから、重力の傾きを検出することも出来ます。出力はばらつきますから、平均を取ることが必要です。
動作原理
内部に小さな錘(おもり)があり、それが加速度で引っ張られる力を歪センサーで感知し、出力します。
小さな加速度には反応しませんから、ゆっくりした変化には応答しません。
コンデンサ
VDDに0.1μFを,X,Y,Z にも、使用バンド幅にあわせたコンデンサが推奨されています。
C=1/(32000*6.28*Fbw)
項目 | 値 |
電源 | 2.7〜5.5V |
感度 | 660mV/g |
消費電流 | 1.5mA(3.3V) |
出力抵抗 | 32kオーム |