回路テスター
電圧、電流、抵抗、などを計測する道具です。
電圧は mV 、電流も mA 単位から計測可能です。
最近はディジタル化されて、AD変換した数値を
表示しています。
AD変換は低速ですが高精度な方式を採用しています。
具体的な使用法はテスタにより異なります。
マニュアルを参照してください。
抵抗測定
抵抗はテスタから弱い電圧をかけ、流れる電流で抵抗値を計算しています。
したがって、ダイオードなど一定以上の電圧をかけないと電流が流れない素子は抵抗の測定ができない場合があります。
また、電流が流れている状態では抵抗測定はできません。
電流測定
テスタに流れる電流を測定します。したがって、測定回路と電源の間にテスタを接続する必要があります。
限界以上の電流を流すと、安全装置が働き部品(フューズ)の交換が必要になる場合があります。
電圧測定
直流(DC)または交流(AC)の電圧を測定します。テスターの回転スイッチを直流電圧にまわし、赤の端子を+側、黒の端子を-側の電源に接続します。
*直流以外、商用の交流電圧は測定できますが、その他の変化する電圧は測定できません。
導通試験
一定以下の抵抗の場合、音で知らせる機能をもったテスタがあります。
導通試験には便利です。
測定記録
オプションの接続ケーブルでPCと接続し、測定した結果をPCで表示したり、記録を保存可能なモデルもあります。