オシロスコープ

時間のよる変化を波形として表示する装置です。最近は高速にAD変換をして波形を記憶し、それを表示するディジタルタイプが多くなっています。10MHz以上の高速なオシロは高価です。

測定信号は、増幅または減衰して取り込みます。この感度設定のための回転型のスイッチがあります。

繰り返し波形を観測するとき、表示する波形の先頭と、表示開始のタイミングが一致している必要があります。
 このため、特定の信号の変化(上がり、下がり)をトリガ(引き金)として、波形の表示を開始します。

画面1目盛りあたりの電圧と時間から波形の電圧と周期を読み取ることができます。

オシロスコープの便利な点は、複数の波形を同時に観測できることです。入力と出力波形を同時に観測すると、回路の状態を知ることができます。
 通常、2チャンネルから4チャンネル、ディジタル用ですと8チャンネルの信号を同時に観測できます。

適当なトリガ用の信号がないと波形が静止しません。