焦電センサー

端子
NAPIONは3端子から構成されます。GNDはケースに電気的に接続されています(これはノイズ対策です)。VDDに電源(3〜6V)+側を、GNDに電源のー側を接続します。
 赤外線の変化を検出すると、OUT端子から 0.1mA の電流が流れ出します。静止時の消費電流は200μA程度ですから電池駆動が可能です。

焦電センサー
焦電センサーは赤外線の変化を感知する素子です。高感度の焦電センサーでは5m以上離れた動物の移動を堅守ルできます(レンズをつければ、10mくらいまで延長できます)。
センサー単体では微弱な信号なので、これを電気的に増幅する必要があります。

回路例
検出時に流れる電流で、トランジスタをONにします。ONの期間は短いので、立下りを検出するか、タイマーなどでパルス幅を広げる必要があります。

注意
3〜7秒程度の安定時間が必要です。

NAPION
増幅回路を内蔵したセンサーモジュール にNAPION(松下電工) があります。下にモジュールの構造を示します。NAPIONには、遠距離型、微動検出型など4種のタイプがあります。ここでは標準型のAN1111を利用します。