赤外距離センサー

距離センサー
Gp2D12 は赤外線の反射を利用した距離センサーです。発光部より赤外線を照射します。受光部はPSDセンサで、光の当たる位置により、両端に流れる電流が変化し、距離に応じた電圧を出力します。動作電圧は4.5~5.5、測定可能距離は

10cm〜70cmです。

原理
距離とセンサーの出力との関連は左図のようになります。距離と電圧の関連は直線ではなく、逆比例の関係にあります。
 距離が70cmを超えると出力変化は小さく、10cmより測定ができません。
 測定周期は5mS程度です。

利用法
1ピンをアナログ入力端子に接続し、AD変換します。

出力電圧は、0.4V〜2.5V の範囲ですから、3V以上の電源電圧のPICでそのままAD変換できます。
 距離と電圧は非線形ですから、AD変換後表を利用して電圧から距離を求めます。