回路のデバッグ(ブレッドボード配線)

部品交換
 PICなどの半導体は、電源を逆に入れると
破壊されます。正常な部品と交換しチェックを
して下さい。抵抗は壊れることはありません。

 テスターで確認
アナログ部品はテスターで両端の電圧をはかってください。センサーなら1~数Vの電圧が出るはずです。

電源
電圧は正常(4.5~5.5)ですか?
電流は流れすぎていないでしょうか?
PICの電流は1mA程度、
LEDは1個7mA程度です。

コンデンサを入れる
 PICの電源(+とーの間)に0.1μFのコンデンサを追加します。ICが二つ以上(少し大きな回路)では必須です。アナログ出力素子に接続すると、出力が安定します。

部品の温度
 部品を触ってみてください。(火傷に注意)
長く触れないほど熱ければ回路に問題があります。PICの場合運が悪いと壊れます。

 LEDで動作確認
適当な端子にLEDを接続してください。
PIN_C0に接続した場合、
output_toggle(PIN_C0)
をプログラムします。呼び出されて点滅すればプログラムは
動いています。

確認容易な配線
 電源+は赤、電源ー(GND)は黒/青の
導線でつなぎましょう。
 また、配線は全体に短くしましょう。

ロジックチェッカー
信号のH、L、パルスの状態を表示するロジックチェッカーを貸し出します。クリップで電源を接続し、先の尖った端子をチェックしたい端子に接触させます。信号が変化していると、赤・緑が交互に点灯します。

値を知りたい
RS232が接続されている場合、
#use RS232(BAUD=9600,
  xmit=PIN_B2,rcv=PIN_B1)
を #usedelay(20000000) の後に記述してください。
以下のようにprintf()で変数の値を出力できます。
printf(%d",val)
PC側で、ハイパーターミナルを起動しますと、
printf()が表示されます。