停止、正転、逆転回路
 スイッチを中立で停止、上・下で回転方向を切り替えできます。下図で右の渦巻きはモーターの記号です。

スイッチ回路応用

階段スイッチ回路

次の図は階段の上下に設置し、一つの電球を点滅する回路です。一方のスイッチのみでも電球を点滅できるし、一方のスイッチで点灯し他方のスイッチで消灯することもできます。
たとえば、スイッチS2がオフ(下側)なら、S1もオフ(下)のとき電球は点灯し、上にすれば消灯します。

概要
スイッチ回路はディジタル回路の基本です。スイッチだけで、制御や論理動作が実現できます。

手動スイッチ
機械的な動作で端子間をオン(導通)またはオフ(非導通)に切り替ることができます。
このスイッチはトグルスイッチで、スイッチを上下に倒すと中央の接点と上下のどちらかの接点が接続します。写真の中央の端子が記号の左側の端子になり、上側の端子が記号の右上の端子になります。

2回路スイッチ
 2回路を同時にオン・オフできるスイッチもあります。センターオフ型のスイッチは、レバーが中立のとき、中央の端子は上下双方と接続しません。
 2回路スイッチは3端子が2列あり、同時に二つのスイッチをオンオフできます(写真は「日本開閉器」のS-7A)。

大広間のスイッチ
3箇所の入り口がある大広間の明かりを異なるスイッチで点滅してみましょう。下図が回路で、S19, S20は同時に点滅するものとします。上段の消灯状態から、S19,S20をひねって点灯した場合です。

DCモータの逆転
DC(直流)モータは電流の方向で正転、逆転します。これを、スイッチで操作します。スイッチには、センターオフ型の2回路スイッチを使います。