化合物半導体の一種で、銅とインジウムとセレン等を原料とした薄膜太陽電池です。製造工程が簡単で高性能が期待できることから技術開発が進んでいます
比較的小さな結晶が集まった多結晶でできている基板に太陽電池を作ったもので、単結晶より安価で、作りやすいことから現在の主流となっています。変換効率は、やや単結晶に劣ります。
最も古い歴史があります。200μm〜300μmの薄いシリコンの単結晶の板(基板)に太陽電池を作ります。基板の値段が高いのが欠点ですが、性能や信頼性に優れています。

発電モジュール

発電モジュール(シリコン)
光エネルギーがあたると、正孔と電子が分離し、電極に電流が流れます。変換効率は10%〜20%です。

電圧、電流
1セルあたりの開放端(負荷を接続しない)電圧は0.5V程度です。
電流は光の強さやスペクトルで異なります。

発電量
 目安として、晴天時、50cm四方で12V、1Aに電力となります(他結晶)。また、温度が上がると(35度C)2割程度発電量が減ります。

バッテリー充電
 12Vのバッテリ充電をする場合、18セル2列直列で開放電圧18Vになります。これを並列に接続します。
 1.2VのNiHの場合3セル直列(開放1.5V)で充電します。6cm*8cmのパネルで晴天時140mAの例があります。