デコーダ・エンコーダ回路
3-8デコーダ:74138,74238
3-8デコーダ
74138は入力 A,B,C を2進数としたとき、対応する数の出力信号(Y0〜Y7)の1本を0(74238の場合1)にします。このとき、G1,G2A,G2Bが(1,0,0) になっていることが必要です。
入力信号3本で、8本の出力信号の内1本を0に出来るため、プロセッサからの信号線を減らすことが出来ます。
詳細回路
(74138)
74238の場合、出力が正(反転なし)になります。
利用例
左上の4本の信号で、右の16本の出力信号のうち1本をドライブします。入力信号の最上位ビットを、G1,G2 に加えて、二つの 238 を切り替えています。
10-4エンコーダ
(74147)
エンコーダ
デコーダと逆で、10本の信号のどれか1本が0になったとき、その信号線の2進数を D,C,B,A に出力します。同時に複数の信号が1にならない場合、入力信号線を節約できます。
また、複数の信号が同時に1になった場合、大きい方の信号線の番号を返します。
詳細回路
かなり簡単化した、うまい回路構成になっています。
8−3エンコーダ
8本の信号を3本のバイナリに符号化するICとして、74LS748があります。