ゲート回路

  1. NOT素子:7404

    1. 端子図



    2. 詳細回路

      詳細回路は以下のようです。入力端子はトランジスタのエミッタに接続され、出力は上下2段のトランジスタの出力になっています。これが Transister Transister Logic の基本構成です。


       7404

      LS型になると、入力がショットキー型のダイオードに変更されています。これで、入力電流を減らすことで全体の消費電力を抑えることが出来るようになりました。


       74LS04

    3. 利用方法
       A入力のNOTがYに出力されます。1パッケージに6個収納されていますが、どの端子を利用しても同じです。

  2. AND素子:7408

    1. 端子図



    2. 詳細図



    3. 利用法
       A,B のAND がC端子に出力されます。

  3. NAND素子:7400

    1. 端子図



    2. 詳細回路
       AND回路と比較すると、中央のトランジスタが不要で、簡単な回路構成になっています。TTLで回路を設計すると、NAND 回路の基本となり、ANDを出力するにはNAND素子の出力を反転する必要があります。



    3. 利用法
       A,B のNAND がC端子に出力されます。NANDはAND出力をNOTした演算です。

  4. OR素子:7432

    1. 端子図


    2. 利用法
       A,B のOR がC端子に出力されます。

  5. NOR素子:7402

    1. 端子図



    2. 利用法
       A,B のOR がC端子に出力されます。