スイッチ


  1. 小型トグルスイッチ

     下の図は、レバーを上下に動かして、左の端子間を接続状態(オン)、非接続状態(オフ)します。レバーを下にすると、中央の端子と上の端子が接続(オン)し、上にすると中央の端子と下の端子が接続します。レバーの操作でオン・オフが切り替わるスイッチをトグルスイッチといいます。


    小容量の電流(数A:アンペア)の電源のオン・オフによく利用されます。

  2. DIP型スイッチ

     ディジタルICと同じ形状のパッケージに4または8個のスイッチが内臓されています。


    上部の白いスライドスイッチを上下すると、対応する下の端子が、オン・オフします。

  3. タクトスイッチ(押しボタン)

    押ボタンスイッチは、上のボタンを押すと側面から出ている二つの端子が短絡します。端子は両側から出ていますが、2回路ではなく、同時にオン/オフします。左の写真の右側の図で、左右の端子間がオン、オフします。両側の上下の端子は内部で接続されています。

  4. ロータリスイッチ

     回転で4個の接点の値を設定できるスイッチもあります。Common端子が共通接点で、C8,C4,C2,C1 が回転角度により、オン、オフします。端子の構造はスイッチで異なります。