ダイオード
概要
機能
半導体の基本構造です。一方向だけに電量を流します。
特性
種類
電力整流
スイッチング:1S1588
形状
下図左が論理シンボル、右が実際の画像です。電流は左から右に流れます。左の端子をアノード、右をカソードと呼ぶことがあります。
電気的特性
データシートによる電気的特性は以下のようです。最初の項目は、順方向の電流が流れ出す(100mA)電圧の最大値です。逆電流は、逆方向に30Vの電圧をかけたときに流れる電流値です。
端子間容量はダイオードがもつ容量を、逆回復時間は逆電圧をかけてから、電流が切れるまでの時間です。
特に重要なのは、順方向の最大電流と逆方向の最大電圧で、120mA/30V と簡略に書くこともあります。
項目
記号
Min
Typ
Max
単位
測定条件
最大順方向電流
IO
120mA
順電圧
VF
―
1.3
V
IF = 100mA
逆電流
IR
―
―
0.5
μA
VR = 30V
端子間容量
CT
―
3
pF
VR = 0V ,f = 1MHz
逆回復時間
trr
―
―
4
nS
VR = 6V , IF = 10mA
ショットキー
概要
ダイオードの問題点となる逆回復(スイッチング)時間を短くしたダイオードです。下記がシンボルです。整流用では 1S10 があります。