ダイオード

  1. 概要

    1. 機能
       半導体の基本構造です。一方向だけに電量を流します。

    2. 特性

    3. 種類
       

  2. 電力整流

  3. スイッチング:1S1588

    1. 形状
       下図左が論理シンボル、右が実際の画像です。電流は左から右に流れます。左の端子をアノード、右をカソードと呼ぶことがあります。


        

    2. 電気的特性
       データシートによる電気的特性は以下のようです。最初の項目は、順方向の電流が流れ出す(100mA)電圧の最大値です。逆電流は、逆方向に30Vの電圧をかけたときに流れる電流値です。
       端子間容量はダイオードがもつ容量を、逆回復時間は逆電圧をかけてから、電流が切れるまでの時間です。
       特に重要なのは、順方向の最大電流と逆方向の最大電圧で、120mA/30V と簡略に書くこともあります。

      項目 記号 Min Typ Max 単位 測定条件
      最大順方向電流 IO 120mA
       順電圧 VF   1.3 V IF = 100mA
       逆電流 IR 0.5 μA VR = 30V
       端子間容量 CT   3 pF VR = 0V ,f = 1MHz
       逆回復時間 trr 4 nS VR = 6V , IF = 10mA



  4. ショットキー

    1. 概要
       ダイオードの問題点となる逆回復(スイッチング)時間を短くしたダイオードです。下記がシンボルです。整流用では 1S10 があります。