フルカラー発光ダイオード
(OSTA5131A)
赤、緑、青、の発光ダイオード(LED)をまとめて封入した発光素子である。
一番長い線が共通カソードで、上から赤(R)、カソード(C:電源マイナス側)、青(B)、G(緑)の端子である。許容電流は20mAであり、電流値を変えると発光の強さが変化する。電流はR,G,BからCに流す。

発光ダイオードによる色の合成実験

半固定(可変)抵抗(KOA製)
上部を回転することで、抵抗の値が変化する。ここでは最大1キロオームの可変抵抗を利用する。左、または右の端子と中央の可変端子の間の抵抗が変化する。右端は固定の抵抗である。

目的
抵抗の変化で流れる電流が変化し、発光ダイオードの光量が変化することを実験する。
また、赤、青、緑、の光量の変化で、さまざまな色が見えることを体験する。

配置、配線
可変抵抗は可変端子を中央にして挿入する。LEDは長い線を右から2番目にして挿入する。
+電源と可変抵抗(左)、可変抵抗の中央とLEDのR,G,B 端子、LEDのC端子とー電源を接続する。

ブレッドボード
図の赤、黒、青の部分が裏面で接続されている。裏面で接続されている穴に配線を挿入することで電気的な接続ができるボードである。

実験回路
 可変抵抗を通して電池の+側を、110オームの抵抗を通して、LEDのR、G、B端子に接続する。C端子を電池のー側に接続する。可変抵抗の値を変えると、R,G,BのLEDの光量が変化し、発泡カバーで混ぜ合わせると色が変化して見える。110オームの抵抗は、最低110の抵抗を確保するために付加した。

材料
ブレッドボード(配線ボード)@150、
フルカラー発光ダイオード@70、
可変抵抗器@20*3、対抗110オーム@1
電池ボックス単4*3@120、
電池@100*3/8、 計450円
(線材、発泡カバー)

電池ボックス
単4乾電池3個をいれるスイッチ付のケースである。電圧は4.5Vになる。フルカラーLEDを点灯するには、最低3.5V必要である。